新・ぼちぼち植物などを

2019 2/19 ブログ移行できたので再出発です♪

20.クロトン

ここでは育て方が簡単な観葉植物を紹介するつもりだったのですが、このクロトン、育てている観葉植物の中では無加温の部屋での冬越しが難しいものの一つだと思います。育てているのは螺旋系の"キンセンコウ"(だと思うけど・・・)だけですが・・・

5〜6年前、知人からいただいたものです。
毎年、冬越しには苦労しています。クロトンは最低温度が10度を下回ると葉を落とす、寒いときに水をやりすぎると根腐れする、昼夜の温度差があっても、暖房の効いた部屋で乾燥しすぎても葉を落とす・・・と、まるで初心者には育てるのが不可能みたいです。
けっきょく、葉がほとんど一枚もない状態で、いつも春を迎えることになってしまいますw

それでも、暖かくなってから葉の落ちた枝を短く切り戻すと新しい芽がたくさん伸びてきて、暑くなるほどきれいな色の葉を見せてくれます。緑色の観葉植物が多い中でクロトンの黄色がめだってきれいに見えるのも夏です。真夏の炎天下も平気で、直射日光にあてないときれいな葉色になりません。すぐ隣に置いてあっても、少し他の植物の陰になっただけで葉の色が緑色になってしまいます。




クロトンは冬越しは難しいのですが、挿し木で増やすのは簡単です。初夏、切り戻した5〜10cmぐらいの枝を赤玉土に挿して日陰に置けば、ほぼ100パーセント成功します。毎年、たくさん増やしすぎてw 何人もの人に差し上げています。が、その後、どこからも「クロトンが元気に育ってます」という声は聞こえてきませんネww

ちなみに、挿し木は値段が一番安いw 赤玉土にどんな植物も挿しています。植物によって適した挿し木用土があるかもしれませんが面倒なことが嫌いなので、底が網目状の育苗箱に入れた赤玉土に何種類かの植物を何列かずつ同時に挿しています。発根したかどうかは育苗箱の底から出ている根を見て確認できるので、<育苗箱と赤玉土>の組み合わせはお勧めです。・・・って、そんなにたくさん挿し木する人なんていないか?www
使った赤玉土は挿し木が終わった後、小さな目のふるいにかけて市販の培養土に混ぜて植え替えなどに使っていますが、植物の育成にとっていいのかどうか・・・まぁ、この程度の土の再利用ならとくに影響はないと思いますが・・・

もう一つ、挿し木をするときに一番気をつけているのは、<新しいカッターの刃で切り口をスパッときれいに切り戻す>ことです。「新しくてきれいな挿し木用土を使う」とか「挿した後は日陰に置く」とか、大事なことは多くのサイトの説明に書いてあるのですが、「できるだけ切り口をきれいな状態にして水を吸い上げやすくする」ということはあまり書いてありません。挿し穂の葉の数は適当だし、かなりいい加減な水やりなのに挿し木の成功率が高いのは、きっと切り口のきれいさが理由だろうと勝手に思っていますw・・・でも、なかなか成功しないヤツもあるんだよなぁww

ネットでいろいろ育て方を調べていて、一つ気になってることが・・・。
日光大好き、陽にあてないときれいな葉色にならないクロトンを、ハイドロにして売っているのを見かけることがあります。でも、そんなことをしていいのかなぁ・・・室内だときれいな葉色がでないし、真夏の直射日光をあてたらハイドロの水がお湯になっちゃいそうな気が・・・