28.カネノナルキ
カネノナルキ(金のなる木・花月)って,あんまりいい名前じゃないと思うけどなぁw
これは職場の奥まった通路に捨ててあったものを拾ってきたものですw。葉が一枚もなく,茶色の幹と乾いた土が根に少しついただけの状態で転がっていました。3年前の12月下旬,クリスマスのころでした。
挿し木や植え替えには最悪の時期です。いくら寒さに強いカネノナルキでも無理だろうと思いながら赤玉土に植え替えて暖かい窓際に置いておいたら・・・1月になったら幹の途中から小さな緑色の新芽が出てきました!
今ではここまで立派に回復しています。花はまだ一度も咲いたことはありません。
もう一つ,1月中旬になってから,拾った幹の近くにカネノナルキの枝も何本か落ちているのに気がつきました。
葉が5〜6枚ついている枝です。あの幹が捨てられるときに折れた枝かもしれません。これもついでに赤玉土に挿しておいたら・・・春にはしっかり新芽が伸びてきました!
その3年後の姿です。ほとんど親と同じぐらいまで大きく育っています。
去年までは暖かくなると半日ほど陽の当たる場所で育てていましたが,今年は置く場所がなく,ほとんど日陰になってしまう建物の北側に置いておきました。そのせいか,9月下旬になって雨があたらない日当たりのいい2階のベランダに置き換えたら・・・すぐに葉焼けしてしまいました。
冬の間もこのベランダに出したままです。最低気温が氷点下になりそうな夜だけ室内に取り入れるつもりですが,毎年1〜2日あるかどうかです。
この2階のベランダは,真夏は屋根の陰になり陽が当たらず,春と秋は陽があたるという植物にとってはいい場所なのですが,水やりが大変なのでカネノナルキなどの水やりをあまりしなくていい植物の定位置になっています。
(追記2013.12.20:カネノナルキの紅葉 http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20131220/p1 )