ヒメマツバボタン

石ころだらけの庭の片隅で，こぼれ種から芽を出したマツバボタン（松葉牡丹）の花が咲いていました。

去年，肥料分のまったくない荒地ｗに買ってきた八重のマツバボタンを何株か植えたのですが，まったく育ちませんでした。「強くて丈夫，挿し芽で簡単に増やせる」と聞いていたのですが，ぜんぜんそんなことはありませんｗ。小さな苗のまま花を咲かせ，いつの間にか消えてしまいました。こういう「育て方が簡単」な植物をうまく育てることができないと，かなりの精神的ダメージがあるんですよねｗ。まぁ，いつも「相性」で片付けてしまいますがｗ。


ここにマツバボタンを植えたことも忘れていました。今年になってから大きな石を掘り出したり堆肥を少し入れてみたりして，株分けしたシバザクラなどを植えています。また，こぼれ種から芽を出したサルビア・コクシネア（コーラルニンフ）も何株か植えています。その株間にところどころ，なんとなく雑草のような葉が見えていました。花が咲いて，やっと思い出しました。去年のこぼれ種から芽生えたマツバボタンだと思うのですが，でも八重の花には種ができないんですよね？どこからか飛んできた種？
　
咲いたのはどれも一重のピンク色の花です。花の大きさもなんとなく小さいようです。真夏の水やりもほとんどしていません。石がごろごろしている場所で，雑草も枯れてしまうような固い土です。でも，これぐらい強ければ雑草にも負けそうにありません。豪華さでは八重に負けますが，こういう素朴で世話のいらない花の方がずっと好きですｗ。
（追記2011.9.6：初めタイトルを「マツバボタン」としていたのですが，「ヒメマツバボタンかも」というご指摘がありました。ネットの画像で検索してみたら，小さな花と色，モシャモシャした白い毛のようなものから，まず「ヒメマツバボタン」だろうと思います。タイトルを変更しておきます。花の名前に限らず，鳥・虫などの名前もほとんど最近知ったものばかりです。もし間違いなどに気づかれたら，教えていただけるとうれしいです）