新・ぼちぼち植物などを

2019 2/19 ブログ移行できたので再出発です♪

16.マドカズラ

このマドカズラ(ちゃんとした名前は「モンステラ "フリードリヒスタリー"」らしい)は4年前、ふらりと寄った園芸ショップでみつけました。

葉に不規則な穴がいくつもあいていて面白そうなので、すぐに衝動買いww 値段は高いのか安いのか、5号ポットで600円でした。(というか、500円以上出して植物を買ったことがほとんどない!ww)

園芸サイトの育て方の説明では「モンステラより節がつまってきれいにまとまりやすい」となっていたのですが、まるで逆でしたww 直射日光に弱いということなので陽のあまりあたらない室内で育てていたら・・・ヒョロヒョロ伸びて・・・1年で1m以上に!また、ヒメモンステラより寒さに弱く、冬は無加温の部屋で水をやりすぎると葉をほとんど落としてしまいます。春の植え替えのとき気がついたのですが、根もほんの少ししか残っていませんでした。もっと水はけのいい土を使えば、もう少し安全に冬越しできそうな気がします。
というわけで、育てやすい観葉植物を紹介していく予定だったのに、今回は育てにくいマドカズラになってしまいましたw
といっても、ヒメモンステラとほとんど同じで増やすのは簡単です。

暖かくなった5月〜7月ごろ、切り落とした1節〜2節を、葉があってもなくても湿らせた赤玉土に並べて半分ぐらい埋めておくだけ。陽のあたらないところに置いて、土が乾かないようにときどき水やりしていれば1〜2ヶ月で発根します。とくに茎から葉と気根が出ている部分はほぼ確実に発根します。また、温度さえあればコップの水に挿しておくだけでも発根するようです。

今は、春から秋にかけて朝のやわらかな日差しに1〜2時間ほどあてながら、明るい日陰で育てています。この程度の日差しなら葉が焼けることもなく、新しい芽をどんどん伸ばしています。また、冬は温度の保てる室内の明るい窓際で育てるようにしています。夜、窓際が冷え込むときは、温度変化の少ない部屋の中央付近に移動したほうがいいみたいですが、そんな面倒な育て方はしていませんw 冬でも雪はほとんど降らず、めったに氷が張ることもない温暖な所だから大丈夫なのかもしれません。


ヘゴ仕立ての場合、自分のほうからは絡みついていかないので、初めは気根がヘゴに触るぐらいの位置で園芸用ビニタイなどを使ってとめておきます。水ヤリのときにヘゴまで十分に濡らすように育てていると、気根がいつの間にかヘゴにビッシリと絡んでいくようになります。また、乾燥する時期には、ときどき葉にもヘゴに取り付いた気根にも霧吹きなどで湿り気を与えるのも大事かも?

マドカズラは今年から始めたハイドロでも育てていますが、ある園芸相談の掲示板に「マドカズラはハイドロには一番不向きな観葉植物」と書かれていてビックリ!w「根がとくに空気を欲しがるため、いつまでも根が水に漬かっているとすぐに根腐れする」らしいです。もし新しい芽や葉が黒くなってきたら、水のやりすぎによる根腐れかもしれません。