新・ぼちぼち植物などを

2019 2/19 ブログ移行できたので再出発です♪

1.シェフレラ

いくつか育てている観葉植物のなかで、同じような初心者の方でも育てやすいものを紹介していくことにします。

まず第1回目は、育てやすさナンバーワン(かなりイイ加減な育て方でも元気に育つという意味w)だと勝手に思っているシェフレラです。(ホンコンカポックという名前で売られているらしい)

数年鉢植えしていたものを2年前から家の南側の軒下に地植えしていますが、夏の日差しにも冬の寒さにも負けずに一年中青々とした葉を見せてくれています。

じつは5年ほど前、観葉植物を育て始めるきっかけになったのがこのシェフレラです。職場の玄関先に1年中誰も世話をしないで数年間も放ってあった鉢植えのシェフレラ、雨と時々気がついた人が水をかけていたようですが、何年も植え替えしてないので鉢の下からコンクリートの上に根が大量に伸びていました。
見かねて3月下旬ごろ、鉢を割って取り出し、根を短く切りつめ、枝をほとんど切り落として赤玉土腐葉土を混ぜたものに植え替えました。切り落とした枝も全部赤玉土に挿し木して、職場の日当たりのいい室内に置いておいたところ・・・ほぼ8割ぐらいから根が出てきました。後で知ったことですが、葉が多いと失敗するらしいとのこと。枯れたのはたしかに葉がたくさんついていた枝だったかも。
そういえば、挿し木して育った中に緑葉だけのシェフレラもありました。斑入りのものを増やしたいときには、葉が斑入りになっている部分を使ったほうがいいのかも?
その時に挿し木をした一枝が育って・・・今ではこんな風に2mを超える高さにまで育っています。

今年、初めて「取り木」にも挑戦してみました。思い立ったのが7月中旬、取り木した2本とも約1月でミズゴケの中に根が見えるようになりました。
今年伸びてきた新しい枝の緑色の部分を幅1cm深さ2mmほどカッターで削り落とし、その上から湿ったミズゴケを巻き、その上にビニル袋をかぶせ上下とも園芸用ビニタイでかなりゆるめにとめておきました。あとは指を入れてミズゴケの湿りぐあいを確認し、乾きかけた頃、下からこぼれ落ちるぐらいときどき水をやるだけです。初めてにしては大成功w ますますシェフレラが好きになりました。
これがその記念すべき取り木初体験のシェフレラです。

もう一つ、3年前から斑の入り方が逆のシェフレラも鉢で育てています。斑の黄色い部分が葉の外側に入るものです。ホームセンターで見つけ、30cmほどのものを400円ぐらいで珍しく買ってしまいましたww
今では背より高く育っていますが、昨年、風で倒れて先端部を車にひかれ、今年になって地際からたくさんの枝が伸びて少しは見栄えがよくなったのかなww

今は風も日光もあまりあたらない玄関の軒下で育てています。

その伸びすぎた新しい枝を切りつめ、6月下旬ごろ挿し木して育てたものがこれです。

取り木、挿し木とも、黄緑色に見える葉が新しく出た葉です。

独特な形をした葉の好き嫌いは別として、シェフレラの唯一(?)の欠点は、「早く大きくなりすぎること」かな?大きくなるくせに幹が葉の重さで傾いてくるので支えが必要です。また、温暖な地域以外では冬は室内に入れた方が安全かもしれません。置く場所さえあれば、初心者の人には超お勧めの観葉植物です。
(追記2011.11.18:シェフレラ 2011秋 http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20111118/p1 )
(追記2012.9.13:シェフレラ 2012 http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20120913/p1 )
(追記2013.1.19:1月のシェフレラ http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20130119/p1 )