新・ぼちぼち植物などを

2019 2/19 ブログ移行できたので再出発です♪

アメリカシャガ 2017 9月

3か月ほど前,やっと名前がわかったアメリカシャガ(ネオマリカ・ノーシアナ)です。すぐ横にもう一株あって,今年は全部で10個ほどの花が咲きました。どうしてここにあるのか不思議だけど,きっと花が終わって葉だけになった寄せ植えの株をこの場所に植えたんでしょうね,まるで覚えていませんw
いろいろ調べてみたら,なんとなく珍しいことがわかりました。

…<花の付け根に子株を付ける。子株は親株に付いたまま生長し,それが地面に付くと発根して独立した株となる。シャクトリムシの歩みのように広がっていく様子を形容したものであろう,ネオマリカ属の植物は英語でwalking irisと呼ばれる(「草木図譜」より)>…

ヘンなのは,<スラリと伸びた葉の先に花が咲く>ということです。蕾が大きくなった葉は,その重さでどんどん垂れていきます。てっきり日陰だからひ弱に育ってるものとばかり思っていましたw
その花の付け根,葉の先には子株が育っています。これなら薄くて長い葉が重さで垂れるわけです。それにしてもどうしてこんな進化の方法を選んだのか,不思議です。

というわけで,その子株を葉に着けたまま鉢植えにしてみることにしました。鉢を子株の位置に置いておくだけです。

…それから3か月後の今,葉の先についたまま,鉢の中の子株は重石のお陰かしっかりと根付いていました。

地面に伸びた方は葉は伸びてるけど根がなかなか土の中に潜っていけません。きっと風で葉が揺れて動いてしまうのでしょう。増え方はたしかに英名の「walking iris」のとおりですw
(ウラハグサ 2017 6月 http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20170607/p1 )