新・ぼちぼち植物などを

2019 2/19 ブログ移行できたので再出発です♪

32.カランコエ

カランコエの花芽がやっと見えるようになってきました。


カランコエは観葉植物というより花を楽しむのがメインです。まぁ,これも冬に室内に取り込むので,ここでは観葉植物と同じ扱いでw。

3年前から3色のカランコエを育てています。全部いただきものです。ほんの小さな枝先を1本いただいてきて挿し木で増やしました。暖かくなってから切り口を乾かして挿せば,どんな土に挿してもほぼ100パーセント成功します。春から伸びだした枝を3〜5cmほど切り取り,そのへんの土に挿しておくだけでもすぐに根が出てきます。また,根元から5〜10cm残して枝だけになった親株の方も,すぐに新芽が伸びてきてびっしり花をつけるようになります。

カランコエは短日植物なので,10月から11月ごろ,日が短くなってくると花芽をつけるようになります。夜になると真っ暗になる場所に置いておけば,わざわざ短日処理しなくても大丈夫です。逆に,夜も明るい場所で育てていると,いつまでたっても花芽ができません。今年は花芽が遅く感じるのは,きっと窓から部屋の灯りが漏れていたのだと思います。そこで2週間ほど前から置き場所を,夜は暗くなる室内の日当たりのいい場所に変えました。

葉が厚く乾燥にはとくに強いので,サボテンを育てるぐらいの水やりの方が元気に育ちます。「水をやりすぎると根腐れする」と書かれている説明もあるのですが,水はけのいい土ならとくに気にする必要もないようです。水やりを長い間忘れていると下葉から枯れてきて,枝がヒョロヒョロ伸びた貧弱な姿になってしまいます(経験済みw)。

カランコエは日光が大好きで,鉢の向きを変えないでいると芽や蕾が全部同じ方向を向いてしまいます。1週間に一度ぐらいは鉢の向きを変えた方がいいと思います。また,成長期の春から夏に枝先を何度か摘んでやると,枝分かれして花をたくさんつけるようになるそうです。そこまで世話をする余裕がないので花後にばっさり切り戻すぐらいですが,それでも十分なほど花を咲かせてくれます。
この<根元近くを5〜10cmほど残してばっさり>というのは,大事に育てている植物ほど,なかなかできないんですよねw。もったいないというか可哀相というか,今でも勇気がいるのですがw。このカランコエの場合は小さな苗が大量に必要になったので,仕方なく葉のついている枝を全部刈り取って挿し木してしまったのです。でも,丸坊主の枝からすぐに新芽がたくさん伸びてきて,1年前より豪華なカランコエに!w 摘心とか切り戻しが安心してできるようになったのは,このカランコエのお陰ですw。

このカランコエ,葉が美味しいのかw,虫にいつも食べられてしまいます。ダンゴムシなのかナメクジなのか・・・。まぁ,そのお陰で近くに置いてある植物の被害は少ないのかも?ww