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2019 2/19 ブログ移行できたので再出発です♪

長崎 5 出島

長崎」の最後は,<周りが埋め立てられて復元されたものばかり>と聞いてたけど一度でいいから行ってみたかった「出島」です。

聞いていたとおり,周りは大きなビルや大通りで囲まれて出島の雰囲気はまるでありませんでした。それでも中に入ると復元された建物に囲まれ,タイムスリップしたような感覚です。


その建物より,内部で展示されていたものに興味津々です。オランダやポルトガルの当時の船の模型を見てると,まるで「パイレーツ・オブ・カリビアン」w 「よくこの程度の船で日本まで…」と,つい見入ってしまいました。
 
ほかにも,江戸後期に伝わってきた時計・「蘭学事始め」や「解体新書」の復刻されたものなど,見たかったものがいくつもありました。

この出島をボランティアで案内してる方に少しだけ話を聞くことができました。そのつもりだったのに…<オランダを追い出してポルトガルと交易した>ことや,<明治になってイギリスがその相手国となった>ことなど,復元された建物と昔の写真を比べながらたっぷりとお話を聞くことができました。お陰で遠い時代が少しだけ身近なものになりました^^

[おまけ] 明治維新後,日本の人口が急激に増えた理由については諸説あるようです。医療や食糧などの状況が大きく変わったことなどが主な理由としてあげられていますが,一番大きな理由は「国民の希望が大きく膨らんだ」のだと思えます。身分制度が廃止され,どんな仕事もできるようになります。また,どこにでも住めるようにもなりました。安心して子どもを産み育てることがでできると思えるようになった,明治維新は多くの人たちの夢や希望に満ちた時代だったのは間違いないでしょう。(「図録 人口の超長期推移」より)
少子化がとまらない「今」,そんな夢や希望が持てる時代なのかどうか…