新・ぼちぼち植物などを

2019 2/19 ブログ移行できたので再出発です♪

22.アンスリウム

アンスリウムは値段も高く育てるのも難しいと思っていたのですが、3年前、ホームセンターの園芸コーナーで300円の小さなものを見つけました。

「根が過湿に弱い」と聞いていたのでシャコバサボテンの用土に培養土を2割ほど混ぜて育てていたら、一年中ほとんど切れ目なく、真っ赤で派手な花を咲かせてくれます。アンスリウムは花期が長く(といっても、あの赤いうちわみたいなのは"花"ではないらしい)、一つの花が1〜2ヶ月は鑑賞できるので、お勧めの植物です。水やりと寒さに気をつければ育て方もそんなに難しいとは思えません。





      9月1日 花が上がりはじめる                 9月25日 花が開く

今年の春、小さな子株が根元から出ていたので、植え替えのときにミニサイズのまま株分けしてしまいました。無事に育つかどうか心配でしたが、約半年後の今、ゆっくりここまで成長しています。こんなサイズのままで冬越しできるのかどうか不安ですが・・・






もう一鉢は去年、100均コーナーにあったアンスリウム。こっちはときどきしか花を咲かせません。終わりかけた花を切り取ると少したって葉が生えてきて、その葉が大きく育ってきた頃、花が上がってきます。葉の形もハート型ではありません。花にもあの独特の光沢がありません。これってアンスリウムなのかなぁ?





どちらも置いてあるのは、午前中は陽がよくあたるレースのカーテン越しの出窓です。
アンスリウムにとっては真夏の日差しはレース越しでも強すぎるのでヨシズで暑さを遮り、エアコンで28度程度の室温、真冬は寒さが厳しい夜だけは窓から離して部屋の中央のテーブルの上に移動しています。




春から秋まで葉水はほとんど毎日、エアコンの効いてる部屋は乾燥するので真夏は多いときには一日2〜3回、葉だけでなく花にも気根(?)にも霧吹きでシュッシュッとしています。そのかわり、鉢に水をやるのは夏でも1週間に一度か二度ぐらいです。
肥料は、植え替えるときに緩行性の化学肥料を用土に少し混ぜただけで、ほかにはやっていません。

アンスリウムに限らず、観葉植物の育て方の解説には「多湿を好む」と書いてあることが多いのですが、育て始めた頃は勘違いしていました。土が乾く前に鉢にたっぷりと水をやって・・・いろんな植物を枯らせてしまうところでした。これは「空中湿度を高める」という意味でした。でも、「多湿を好む」って聞いたら、ほとんどの初心者は土にたっぷりと水をやってしまいますよネェ?w
アンスリウムはくれぐれも「多湿気味」に育てないでくださいw

もう一つ、初心者には不親切だなぁと思うことをついでにw
「半日陰」という言葉の意味が、解説する人やサイトによってバラバラです。きっと読んで受け取る側もバラバラだろうと思っています。
・一日の半分ぐらいが日陰になる場所・・・午前中はガンガン陽があたる
・直射日光を50パーセントぐらい遮光する・・・日向に置いて遮光ネットを張る
・直接太陽の光があたらない明るい日陰・・・建物の北側など
・木漏れ日のあたるようなところ・・・落葉樹や大きな木の陰
・室内のガラス越しのやわらかい光のあたる場所・・・サンルームや出窓など・・・
きっと「半日陰」の定義はあるのでしょうが、初心者はその定義をしらないから初心者なのです!(と声を大きくwww)

ここではそういう言葉をできるだけ使わないようにしてるつもりですが、もし意味不明な言葉があったらごめんなさい。
やっぱり植物を育てるベテランだけでなく、超初心者の解説も必要だよなぁ・・・と独り言ww
(追記2011.7.13:アンスリウムの花2 http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20110713/p1 )
(追記2011.2.7: アンスリウムの花 http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20110207/p1 )