12.セローム
フィロデンドロン "セローム"も初心者にはお勧めの育てやすい観葉植物です。「株元から子株がたくさん出てくる」と書かれていたのですが、3年間、子株は一度も出てこないので、まだ増やした経験はありません。
成長はゆっくりですが環境のいい所だと大きな葉を何枚も伸ばし、冬、室内に取り込むときに置き場所に困るようになるかも?w 室内の陽の当たらない場所に長く置くと、細く長く伸びた葉柄が葉の重さのために下に垂れてきます。真夏以外はできるだけ日光にあてたほうがいいと思いますが、急にあてると葉焼けするそうです。
今育てているのは2本。夏も午前中だけ陽があたる場所で育てています。
うち1本は小さな鉢に植えられたまま職場の玄関外に長く放っておかれていたもので、真夏の水やりも気づいた人が時々与えるぐらい、真冬も建物の南側の陽だまりに放置されたままでした。黙って自宅に持ち帰ってww勝手に大きな鉢に植え替えて育て始めました。育て始めた頃の黄色っぽい小さな葉はぜんぜん"セローム"には見えず、もう一つ、別のセロームを買ってきて育てるようになってから同じ葉だと気づきました。
で、現在"セローム"が2本!w
切れ込みが入った大きな葉を開きながら角のような部分から新しい葉が伸びてきます。
"セローム"もクッカバラと同じように葉柄の付け根あたりから気根をたくさん伸ばします。育て方の解説には「ジャマなら切ってもかまわない」と書かれていましたが、"セローム"の魅力の一つが長く伸びた気根だと思っているので、そんなもったいないことはできませんw 土が固いと気根はなかなか自力で土にもぐっていってくれないので、棒で穴をあけて気根の先をつっこんでいますww
茎が土から浮かび上がり、何本かの気根だけで立っている"セローム"を写真で見たことがあります。今度の植え替えの時、1本の"セローム"を超浅植えにして試してみようかと思っていますが・・・
(追記2012.9.6:フィロデンドロン "セローム" http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20120906/p1 )