オオグソクムシw 竹島水族館
暴風警報の出ていた午前中は休館だった竹島水族館が,台風の通過後の午後から開館しました。この日(16日)は敬老の日,60歳以上の人は無料になります(この野良猫さんが該当するかどうかは置いといてw)。それより,この日は「ひとあし先にオオグソクムシにさわろう会!!」が午後2時から行われることを知り,まだ強風が吹き荒れる中でかけてきました。
8月に行ったときはオオグソクムシの写真をうまく撮ることができませんでした。今日はせっかくのチャンスです。と思ったら,オオグソクムシの入ったケースの前には人だかりができています。こんな荒れた日にわざわざ水族館に来る人はいないだろうと思っていたのでアテが外れました。オオグソクムシのあまりの人気にびっくりです。無料のお年寄りの姿はあまりなく,小さな子ども連れの家族がほとんどなのにも驚きました。
オオグソクムシは・・・ケースの中にウジャウジャいましたw 子どもや若いカップルさんたちが手にとってしげしげ(こわごわ?w)と見ています。どちらかいうとお母さんたちは遠くから覗きこんでるだけ,小さな子の方が平気です。たしかに近くで見ると巨大なダンゴムシというより,丸っこいエビ風? なんとなく美味そうにも見えますがw,食べてみた飼育員さんの話だと「あまり美味くなかった」そうですw
この竹島水族館の飼育員さんたち,とっても気さくで楽しい方たちでした。カメラのストロボを使ってもいいかどうか尋ねたら,「はい大丈夫ですよ。ウチはそんなヤワな子に育てていませんから」と^^ 「ここで生まれた赤ちゃんオオグソクムシは見られますか?」と聞いたら,「はい,今から持ってきますね」とすぐに小さなケースに入れて見せてくれました。「脚は何本?」と聞けば,「ダンゴムシと同じ7対ですから14本です」と笑顔であっさり答えてくれます。なんというのかなぁ,仕事をしてるというより,お客さんに楽しんでもらおうとか楽しいから飼育員をやってるというのか,そんな雰囲気がこちらにも伝わってきます。
↑ほかにもイトマキヒトデやサメに触れる水槽があったり
↑見たこともないエボシカメレオンの展示や ↑毒々しいw大きなカエルばかりじゃありません
地方のとっても小さな水族館なのに,「行ってよかった動物園 & 水族館ランキング2013」(トリップアドバイザー)の水族館部門で14位になったことを飼育員さんたちはとても喜んでいました。全国で100以上もある水族館の中で,「小さな水族館でランクインしたのは,この竹島水族館だけ」だったそうです。なんといっても大阪の海遊館(15位)や横浜の八景島シーパラダイス(19位)に勝っちゃったんですからw 「お客さんのお陰です」と言われてしまいましたが,いやいや,飼育員さんたちの愛情と笑顔の素晴らしさでしょ^^ 口コミサイトでは「水族館の見た目は?とてもしょぼいwです」とか「昭和40年代を彷彿とさせる外観にびっくりします」とか「狭そうだし汚そうだし」とボロクソ書かれていますw その外観とは正反対の中身の素晴らしさがあるのでしょう。なんだかこちらまでうれしくなってしまいました^^
ちなみに,水族館部門のベスト3は・・・1位・沖縄の「美ら海水族館」,2位・震災から復興した「アクアマリンふくしま」,3位・岐阜県にある世界最大の淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」でした(ついでに動物園部門の1位は和歌山県白浜町にある「アドベンチャーワールド」,2位が北海道旭川市の「旭山動物園」でした)。
(雨予報だったのに・・・ http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20130904/p1 )
(竹島水族館 蒲郡 http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20121010/p1 )
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台風18号は朝8時ごろすぐ近くの豊橋市に上陸し,日本各地で大きな爪痕を残しました。京都の嵐山では桂川の氾濫で大変なことになっています。みなさんの地方は大丈夫でしたか?こちらは風は強かったものの雨はそれほどでもなく,わが家は出したままの鉢がいくつか倒れるぐらいでした。ご心配をおかけしましたが,市内にも被害らしきものは見当たりません。お心遣いありがとうございました。
↑出したままの鉢植えのいくつかと ↑背の高い植物が倒されたぐらいで済みました
↑メダカ鉢の水位は2〜3cmぐらい増えただけ ↑近くを流れる川の水位も少し増したぐらいです