ニオイバンマツリ - 新・ぼちぼち植物などを

ニオイバンマツリ（匂蕃茉莉）は，十年以上前から午前中だけ陽のあたる庭に植えています。高さは２ｍを超えるぐらいかな？　この辺りの暖地ではとくに防寒することもなく，葉を落とすぐらいで無事に冬越しできるようです。

毎年，初夏にいい香りのする紫色の花を枝一面に咲かせます。ニオイバンマツリの紫色の花はだんだんと白っぽくなり，同じ木に白と紫色の花が同時に咲いているように見えます。満開の時期には夕方になると特に強く甘い香りが辺り一面に漂ってきます。
（追記2011.5.17：ニオイバンマツリの花　http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20110517/p1　）
（追記2012.5.19：ニオイバンマツリ　満開＾＾　　http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20120519/p1　）

ほとんど肥料をやったことがありません。花が終わった後，伸びすぎた枝や細い枝を短く切り戻して樹形を整えるぐらいです。それ以上の世話をしなくても，毎年きれいな花をたくさん咲かせてくれます。また，夏以後も少しずつ花を咲かせることがあります。

　　　挿し木２ヶ月後　葉はまだ緑だけど・・・　　　　　　　　　　　　　　今年と去年，成功した１本ずつ
このニオイバンマツリの挿し木は，ほとんど成功したことがありません。ほかの植物とまったく同じ赤玉土に挿して２年続けて１０パーセント以下。いろんなサイトで調べてみましたが，「簡単」「難しい」と，両方のコメントが載っていました。まぁ，こういう場合は＜相性＞で片付けてしまいますｗ。