おしどりの里　オシドリ１ - 新・ぼちぼち植物などを

「おしどりの里」（愛知県設楽町田峯）に行ってきました。豊川の上流にあたる寒狭川のほとりで，車で１時間半ぐらいです（東名豊川ＩＣからは１時間ほど）。そんなに遠くないのに，今まで一度も訪れたことはありません。
この「おしどりの里」は，ここに住んでおられる伊藤さんご夫婦が激減したオシドリを守るため，４０年以上も前から個人でドングリなどを与えて保護してきたところです。今ではオシドリ愛護会も結成されており，その努力の結果，この辺りは鳥獣保護区に指定されました。最近では多いときには４００羽以上のオシドリがここで越冬するようになったということです。

ここではオシドリを驚かさないよう，ブルーシートで囲われた観察小屋の小さな窓から覗くことができるようになっています。昼過ぎに着いた時には５人ほどの先客がいましたが，オシドリの姿は１羽もありません。みなさんのカメラには，まるでバズーカ砲のようなレンズが！ｗ　常連さんたちはカメラを三脚に固定したまま，椅子に座ってオシドリが来るのを静かに待っていました。

待つこと１０分，マガモやオシドリが次々にやってきました。

観察小屋から１０〜３０ｍほどの距離です。目の前で初めて見るオシドリの姿は・・・心臓がドキドキするぐらいの美しさに言葉が出ません。カメラを持っていることを忘れて見とれていました。オシドリの羽は，まるで虹みたいにキラキラと輝いているようです。
その間にもオシドリの数がどんどん増え，狭い渓流を埋め尽くすほどに！これぐらいの距離なら普通の望遠レンズ（２５０ｍｍ）でも十分です。