新・ぼちぼち植物などを

2019 2/19 ブログ移行できたので再出発です♪

ハイドロカルチャー

今年の夏から観葉植物をハイドロカルチャーでも育て始めました。

ガラスのコップを使っているのは,超初心者なので水やりのタイミングがわからないのと,水位計がないからです。窓ガラス越しでも日光があたるとコップの内側にコケが生えそうなので,いつもは念のためアルミ箔を貼ったプラコップを被せて育てています(効果があるのかないのか・・・今のところコケは見当たりません)。

ネットの園芸サイトなどで「ハイドロでは上手く育たない」「ハイドロで育てている観葉植物が枯れてしまった」というような相談をよく見かけます。光合成で成長する植物を室内で育てることにはかなりの無理があります。また,呼吸している根に新鮮な空気を与えることができないうえに不純物を分解できないことも,失敗する大きな理由だろうと思います。

それでもハイドロカルチャーが廃れないのは,需要がそれなりにあるのでしょう。「室内でしか植物を育てる場所がない」「土を室内に持ち込むと虫が心配,ハイドロならきれいで清潔」・・・まぁ,思いはわかります。
冬は室内がジャングル状態w,春から秋まではほとんどの観葉植物を屋外で育てている身としても,「いつでも眺められる身近なところに一つか二つ置いておきたい」・・・というわけで,難しいハイドロカルチャーを試してみることにしたのです。
といっても,簡単に増やすことができ,もし失敗しても精神的・金銭的ダメージの少ない観葉植物から始めることにしましたw。

  • オリヅルラン・・・地植え,鉢植えとも屋外で冬越しさせています。小さな子株も大量にぶら下がっています。
  • コンシンネ・・・大きなものだけでも4本,挿し木で増やした小さなものも5本。これも簡単に増やせます。
  • アイビー・・・剪定した枝を捨てずに,ハイドロに直接挿して根が出てきたものです。
  • マドカズラ・・・大きなものが2本,挿し木で増やしたものをプレゼントした残りが3本あります。
  • ディフェンバキア・・・冬越しは難しいけど,挿し木で増やすのは簡単です。これも剪定した残りの枝です。
  • ピレア グラウカグレイジー・・・伸びすぎて剪定した枝を挿せば,いつでも簡単に増やすことができます。

パキラ・・・屋外で育てていた超ミニパキラは全滅してしまいましたが,このハイドロだけは元気ですw。

ハイドロの方は肥料分はまったく与えていません。置いてある場所が明るい出窓とはいえ,光の量も風通しも不十分です。当然,同じ時期に挿し木で増やした屋外のものと比べると,はるかに成長がゆっくりです。この「成長が遅い」のも,インテリアグリーンとして育てるにはハイドロのいいところかも。



ハイドロカルチャーSサイズ」の下には,水質浄化用に1cmほど「ミリオンA(珪酸塩白土)」を入れています。根の太いものにはSサイズより大きなサイズのものを使ったほうがいいのかもしれません。


      8月中旬のコンシンネ                     10月下旬の同じコンシンネ
心配なのは初めてむかえる冬の寒さです。室内に取り込んだ鉢植えの観葉植物は水やりの回数を減らすことで耐寒性を増すことができますが,ハイドロも水やりを控えることで無事に冬を乗り越えることができるのかどうか・・・。できるだけ水が底にたまらないようにして乾かし気味にするつもりですが・・・。
(追記2011.9.20:ハイドロカルチャー 1年後 http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20110920/p1 )