新・ぼちぼち植物などを

2019 2/19 ブログ移行できたので再出発です♪

10.サンセベリア

初心者にもお勧めの観葉植物、冬の寒さに弱い点を除けば超強健なサンセベリアサンスベリア)があります。育てているのは一番ポピュラーな"ローレンチー"。家人がずっと室内の日当たりのいい場所で育てていたものを、数年前の株分け後、代わって育て始めました。

春から陽にあてて育てたものは真夏の太陽の直射にも耐え、水やりも思い出したときにやればいいw 水はけのいい土に植えてさえおけば管理は非常に楽です。(ただし、やるときはジャブジャブたっぷりと鉢底から水が流れ出るまで!)


日陰だとヒョロヒョロと長く伸びて弱々しくなってきますが、室内でも明るい窓際なら育てられると思います。


この辺りの温暖なところでも、11月下旬ごろ最低気温が10度を下回るようになったら3月中旬まで、4ヶ月ほどまったく水はやりません。寒い時期に水を与えるとすぐに根元から腐ってしまうということです。厚みのあった葉に多少シワがはいって心配になりますが、暖かくなってから水を与えると徐々に回復してくれます。
毎年、初夏に株分けと植え替えをしています。植え替え直後、1〜2週間は水を与えないほうがいいと書かれている解説も多いのですが、あまり気にせず与えていますw
そうそう、2年前には2鉢でサンセベリアの花が咲きました。写真を撮っておけばよかったなーw

こちらは数年前の5月ごろ、15cmぐらいの長さで葉を切って葉挿しで増やしたもの。小さく見えるのが去年の葉、大きく育っている葉は今年の夏からから伸び始めた子株の葉。もう親を追い越していますw

底が網目状になった育苗箱に赤玉土をたっぷりと入れ、切り口を乾かしてから12〜3本挿し、木漏れ日のあたる場所に置きました。根が出てから水やりすればいいらしいのですが出た根が見えないのでw、1週間後から土が湿る程度に水やりを続けて、2ヵ月ぐらい後、育苗箱の下からオレンジ色の根が出ているのを見つけ掘り出してみたら・・・
全部の葉から根が出ていました!成功率100パーセントです!

まだ子株の姿はまったくなく、ただ切った葉から根がたくさん伸びているだけの状態で培養土に植え替え、その年はそのまま室内の暖かい場所で冬越しです。

次の年の春から夏にかけ、何本かは子株が顔を出し始めました。その何ヵ月も後になって、やっと子株が出てきたものもあります。葉挿しした株には斑が入らないと解説に書いてあったとおり縁に黄色の斑はなく、緑の葉に白っぽい模様があるだけで、なんとなく落ち着いた感じのするサンセベリアです。
葉挿しで増やした斑のないサンセベリアが店で売られているのを見かけたことはありませんが、新しいホテルのロビーにズラリと並んで飾られてるのを見たことがあります。白と黒を基調にしたロビーの雰囲気にピッタリで、飾った人のセンスのよさを感じました。

このサンセベリアマイナスイオンとか空気清浄とか噂になったことがありますが、その噂の発信源は例の「あ○ある大辞典」だったような?w まぁ、別に信じてても害はないと思うけど・・・ww
(追記2011.9.2:サンセベリア 株分け後 http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20110902/p1 )
(追記2011.6.2 サンセベリア 新芽 http://d.hatena.ne.jp/noraneko222/20110602/p1 )